【 私と同じような人がいる!! 】


  「けいれん性発声障害」の新聞記事を見て本当に涙が出る思いでした。耳鼻咽喉科・心療内科・神経内科と色々な病院で検査やカウンセリングを受けたりしましたが、「精神的なものですよ。」と言われてきた私にとって、ひとすじの光が差したようでした。「治るかもしれない。」「普通に話せるようになるかもしれない。」とドキドキしながら何度も記事を読み返しました。その後、熊本市内の病院を紹介していただき、確定診断を受け、「SDの会」の仲間に入れていただきました。

 会報を読むたびに、何かお手伝いができたらと思っていますが、先ずは、「風邪を引いたの?」「どうしたの?!その声!」と人から聞かれたときに「痙攣性発声障害という病気です。」と説明することかなと思います。そうすることで一人でも多くの人がその病名を頭の隅に覚えてくれたらと思うのです。これが今の私にできることではないかと考えています。